パーカーと言えば先ごろ世界で最も売れた万年筆とか宇宙から来たペンとか言われたらしいパーカー51が復刻され、あたしも1本注文して届くのを楽しみにしているところですが、もう1本くっそ有名でファンも多いパーカー#75ってのがあります。
実はあたしもはるか昔の入学祝いにパーカー#75を親にプレゼントされまして、雑誌の付録なんかとはまた違った本格的な?万年筆としてはこれが初めてだったんですが、学生時代から青春時代を共に駆け抜けて共に息切れしちゃった思い出の万年筆なわけですよ。
ちょっと前に首軸先端のリングのところからインクが漏れてきちゃいまして、それについてはまた別に書きたいと思いますが、今回は「PARKER パーカー 万年筆 #75 デラックス うるし 茶 M」です。
パーカー#75も既に生産は終了しているので今手に入れようと思ったら中古で探すしかないんですが、特に探したわけではないけど偶然見かけて、しかもなんか聞いたことあるような名前が・・・
そう、パイロットのデラックス漆ですよね、デラックスな漆っつったらw
というのりで、あまり状態も良くないせいか格安だったのでついつい買ってしまったわけですよ。
新品の万年筆はある程度慣らしが必要だったりすることもありますが、これはもうひと皮もふた皮も剥けた感じで、既に思いっきり開眼しちゃってました。もうビックリポンな書き味ですよ。
それまで持っていたシズレなな子は字幅が「F」で、それはそれで気に入ってたんですが、この「M」というのは同じ#75でも全く別のペンですね。ヌラヌラスラスラ後から後から出てくるインクフローと相まってなんとも言えない絶品!な書き心地です。渋いと言われるパーカー純正のブルーブラックとまさにベストマッチでした。
パーカー#75の真骨頂はもしかしたら「M」なんじゃないか?
ノートや手帳にはちょっと厳しい字幅かもしれませんが、これぞ万年筆!って感じです。
状態が良くないと言ってもそれは小キズが多いとか外観的なことだけで中身はいたって良好、いいペンに出会うことかできました。
茶色いんで、名前はチャコにしときました :p
コメント
コメントを投稿