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一番ペン

 しなーやかぁに歌って 淋しいときは~ うんたらかんたら 夜は33の回転扉 開ければそこには愛が溢れているのに~ ただ柔らかいだけではない、というか、しっかりとした弾力の上に成り立つしなやかな書き心地、これがカエデの一番の魅力です。今はペン先が固めに仕上げられた万年筆も多いので、カエデは柔らかいと感じる方も多いかも知れませんが、柔らかくないことはないけどそれだけじゃないんだなーというか、うまく言えませんけどとにかくしなやかで魅惑の書き味です。そうとしか言えない自分が悔しい・・・w そんなこんなで2022年、1度もインクを抜くことがなかった万年筆です。 というか、買ってからフル稼働です。たぶん。 樹脂含浸のカエデ材のボディもそこはかとなく艶っぽくなってきましたかね。

万年筆はいつまで使えるのかという話

 さて、人間も古くなってくると、使ってる万年筆もだいぶ古いものになってきたりします。 ■パーカー#45(F) 全長:136mm / 143mm 軸径:11mm 最大径:15mm (クリップ含む) 重さ:19g 発売は#75より古く、元々はパーカーの中でも手頃な廉価版みたいなシリーズでペン先もステンレス製だったらしいですが、手に入れたのはこちらが後で、ペン先も14Kのタイプです。 #51と似たフォルムですがペン先はもう少し出ており、取外し/分解も簡単にできるようになっていて、洗浄やメンテも楽です。 首軸が長く、上の方持って書く人でも段差が気にならず非常に持ちやすくなっています。ニブはとても小さくてしなったり強弱で字幅を変えたりなんてことは不得意ですが、当たりもフローも滑らかで、持ちやすさと相まって書き心地は非常に良く、気軽にガンガン使える万年筆としてお気に入りの1本です。板バネのビヨンビヨンする年代物のコンバーターがついていますがこちらも今のところ問題がなく、まぁ使えるうちは使っていこうと思っています。

モンブランモンブランと連呼する

モンブランと言えば、万年筆の王様#149、実用で書くなら#146とか、とにかく万年筆といえばモンブラン、いつかは持ちたいモンブランみたいな存在なわけですが・・。 ■ モンブラン マイスターシュテュック #145(M) 全長:141mm / 155mm 胴軸径:12mm 最大径:17mm (クリップ含む) 重さ:21g モンブランと言えば吸入式と思いきや、カートリッジ/コンバーター両用式となります。#149、#146はだいぶ昔に店頭なんかで試し書きしたことがある程度なのでなんとも言えないところもありますが、サイズ的にはコンパクトでやや細身(カスタム74を一回り?半回り?小さくした感じ)とは言え、書き味そのものはまさにモンブランです。 なら黙って使えばいいじゃんってことなんですが、どーもあたしはペリカンの方が好きだぽくてこちらは使用頻度がガクッと落ちてしまいます。それでもモンブランだし、去年メンテ/調整に出して書き味は更にバッチリなので、今年は手にフィットするまでじっくり書き込んでみようかと思います。

エリートの復活

ぃや、あるのは知ってたんですが、なかなか機会がなくて・・・。 1969(S43)年、大橋巨泉さんの名(迷?)コピーで一世を風靡した伝説の万年筆、エリートS。その2代目、昭和49年モデルの復刻版の「エリート95s」です。 詳しいことはまたアレとして、とりあえず手にしてみた印象などを・・。 ■ パイロット エリート 95s 129/147 * 13 mm  14Kペン先 インロー嵌合式キャップ やべぇよこのペン!マヂで絶品だ!! エリートのMは絶品だ。Fは知らんけど。 持ってる万年筆の中で、いや今まで使ったことのある全ての万年筆の中で1番かも知れない。 完璧なペン先・ペンポイント、最適なフロー、絶妙なボディバランス・・・挙げたらきりがないほど全てが素晴らしい。 なんだこれ・・・一番最初に出会いたかったぜ。。 深い、深い深いディープレッドの軸に淡いパールがかったゴールドのキャップ、 しとやかにスッと抜けるインロー嵌合、脱いだらすごいのよって存在感抜群の大型14金ペン先、 まぢでやべぇ。 インクはそこそこ悩んだ末にカートリッジにして、ブルーブラックを選んだ。 つか、それしかなかった。 結果、大正解だろコレ♪ なんとかしずくとかいらねんだよ、青黒。純正の。 インロー嵌合式? 誰が考えた? バネカツラ式? 誰だよこんなの作ったの、気持ちよすぎだろ。 音しねーんだよ、音! スーッと入って(スコッて)はまるし。 首軸一体ニブだと? かっこよすぎるやんけ! でかいだろ、目立つだろ、金色で!! こんなのついてると思わないから、キャップ外してビックリすんだろ!!! まずい・・・ 黒も欲しくなってきた&Fも欲しくなってきた。 どうすんだこれ、インクも黒も見たくなってきた。 ア゛ーーーーっ!!! パイロットふざけんなよ 何本も買えそうな値段にしやがって 何本あってもじゃまにならないようなサイズにしやがって 困った・・。 今までのペン全部差し置いて一番ペンになりそうだ エリート95s ありがとう、パイロット! そして、パイロットを救ってくれた 巨泉さん、ありがとう!!!!! みじかびの きゃぷりきとれば すぎちょびれ すぎかきすらの はっぱふみふみ                    わかるね~ すぎちょびれで、 すぎかきすらで、 はっぱふみふみ。 その通りだよ。 何言ってんのかわかんねー...

Lucy

パイロットのページを見ているとひときわ異彩を放つ、いやひときわ放ってない万年筆があります。 https://www.pilot.co.jp/products/pen/fountain/ デラックス漆・・・ 地味だし・・・ 普通だし・・・ なんか古臭くね・・・? 他に似たようなものもなく、デラックスなんてシリーズもなく、他の万年筆に紛れてぽつんと1本だけ途中に載ってんですよ。探さないとわかんないほど、ほんとにひっそりと・・・。 なんなんだこれ、売る気あんのか? 詳細ページ見ても「しっとりと手になじむ漆スタンダード」って一文があるだけで、あとは説明とかアピールとか一切ありません。色も違いのわかんないような黒赤青の3色だけ、模様とか装飾があるわけでもなく、ただの地味な無地。他にバリエーションもありません。字幅もFとMだけ。 なん、だ、これ、売る、気、あん・・・のか? のかのか?? ところが色々レビューを拝見しますと、 いろいろっつってもやっぱりマイナーらしくあんまり出てこないんですけど・・・ 曰く 「しっとりと手に吸い付くよう」とか 「手に取ると思わずじっと見入ってしまう」とか 「すべすべしてうっとりする」とか 「ここに戻ってきた」とか なんなのこれ? みんな何言ってんの? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ で、買ってみたわけですよ。 ■ パイロット デラックス漆 133 * 11.2 mm  14Kペン先 黄銅・漆塗り仕上げ うっひょぉ~~~!!! しっとりなめらかだよー 手に吸い付くよー ただのダークブルーじゃねぇ、うっとりするぜぜぜっ ぁ゛ーすべすべだし、なんかこう・・なんか、こう・・・・・あったけぇ。。 ごめんなさい、ほんとにごめんなさい。間違ってました、あたし。 こんな美しい万年筆見たことがありません。(この値段で) 書き終えて手から離すのが惜しくてこんなに切なくなる万年筆、他に知りません。(この値段で) あ゛ーもぅ体中に漆塗りてぇー 模様いらないから、いっしょに深いブルーに塗られたいわ♪

濃いわ水色

 みんな大好きターコイズ、色彩雫の天色とか似たような色はいろいろありますが、私はペリカン4001ターコイズを使っています。 爽やかで鮮やかで実にいい水色なんですが、入れる万年筆にもよると思いますが、ちょっと書かずに放置しているとすぐに色が濃くなってきて、おまけに好き嫌いに関わらずフラッシュも出たりします。 そんなわけで、近頃では コンバーターに水を入れてつけペン として使っています。 中の水が出てきてちょっと色が薄くなってきたら「おっとっと」とインクつけますが、いつもフレッシュな水色が出てきて、けっこういい感じなんですってば。 ターコイズ=水色ではないとは思いますが、そこはアレです。

母から娘へ

  クロスつながり ということで・・ 娘時代はとかく反発し合った、というか、多分私が反抗しまくっただけの母とも今では仲良くしておりますが、実はサチ母もなにげに万年筆人間でして、高そうなやつとかオサレなやつとか、けっこういいの持ってるんですよ。 何年か前に実家参りしたときに、こんなやつでお手紙書いたりなんかしていやがりました :p クロス 万年筆 タウンゼント ラピスラズリ M 本体材質 ラピスラズリ、金箔 ペン先材質 18金 字幅 M(中字) 機構 カートリッジ、コンバーター両用式 サイズ 全長:約150mm (収納時) 約160mm (筆記時) 胴軸径:約11mm 重さ:約40g なんでも誕生日に父からもらったものだそうで、私の持ってるセンチュリーⅡを一回り大きくしたような外観のタウンゼントそのものは現行で存続していますが、今では販売されていないモデルらしいです。 くれ、くれ、くれなきゃもう帰らない、一生この家にいる!! ひっくり返って泣き叫ぶ駄々っ子かお前は作戦で猛烈アタックしたところ、割とあっさり・・くれましたwww いやぁ~・・・美しい万年筆です。 ラピスラズリを細かく砕いて真鍮?のボディに塗って?あるらしいです。 書き味は センチュリーⅡのF をそのままMにした感じ、太い分更にヌルっぽぃです。 インクはパイロットの標準ブルー(色彩雫でないやつ)をずっと入れていたそうで、それも一緒にもらってきました。初めて使うインクでしたが、もうすっかり馴染みきってる感じで書き心地も申し分なく、色も爽やかな青で軸色ともよくマッチしてなかなかいい感じです。 特に書き癖なども感じられず、ふ~ん・・・て書いていたら、あんたにペンの持ち方教えたのは私なんだから当たり前でしょ、言われましたですよ。。

I have a pen

私が初めて万年筆に出会ったのは中学生になった時、雑誌の付録についてきたものが最初でした。雑誌って4月号は3月に出ますから、正確には中学校に入る前ですね。で、直後に入学祝いに親にもらったのが 前に書いたパーカー#75 ということになります。 とりあえず付録とはいえ万年筆かっこいいやんけ~♪と嬉しそうにしてるのを見て買ってくれたんだと思いますし、当時は入学祝いっつったらとりあえず万年筆でしたからね。 まぁ万年筆がなんぞやなんてその頃は考えもしなかったんですが、とにかく使うだけは使い倒した記憶があります。 ほぃで、その後順調に第何期だかの反抗期を繰り返しつつ高校に入った頃、けっ!親に買ってもらった万年筆なんか使えるかってんで、ひと夏バイトして初めてバカ娘が自分で買った万年筆がこれです。反抗しつつも万年筆は好きだったらしいです。 クロス・センチュリーⅡ 本体:スターリングシルバー ペン先:18金 字幅 F(細字) サイズ  全長:約136mm (収納時) 約152mm (筆記時) 胴軸径:約10mm 重さ:約25g 高校生が持つにはちと贅沢かなんて気がしなくもないけど、フン自分で買ったんだからモンクあるめぇって感じで、その後はパーカー#75は使わなくなってしまい長いこと放置してしまったというのが前の復活記事になります・・。 それはさておき、このペンは今でも現役、ガンガン使ってます。しばらく前に持ち方考えてみるまでは10mm径の細いボディは持ちにくくて苦手だなーと思ってたんですが、今はそんなこともないです。 ペン先は固めでしなったり線幅を変えたりなんかはできませんが、紙へのタッチはソフト、書き味もカリカリとかサリサリとかいわない、どちらかというとヌルヌル系のシルキータッチで、超なめらかに書けます。特に純正のブルーブラックを入れるとヌルヌル感がアップして快感増量します。 ロジウムコートされたペン先まで黒と銀で統一されたスタイリッシュな姿形は超絶好みです♪細身とはいえそこは金属軸、結構ずっしり感があり、力を入れなくても自重でスラスラ書けます。私は銀軸は磨く派なんで、ちょっとくすみ(硫化)が気になってきた頃に軽く銀磨きクロスでふきふきしています。ついでにパーカー#75も磨きますw それにしても、万年筆ってのは長いこと使えるもんですねー。

天使の万年筆

 フワフワ フワフワ・・フワ フワ・・フワフワフワワ~ フワフワ フワフワフワフワ、フワっフワフワワ~ 以上、初期型ソネットの書き心地でした。

インクウェル

 私、実はつけペンが大好きでありまして、万年筆を3、4本つけペンで使っております。販売店なんかで購入する際にペン先をボトルインクにちょっと浸けて試し書きするあれですね。 インクの色味なんかを試すのにガラスペンを使ったりもしますが、私も持ってるには持ってるんですが、ガラスペンってどーも書き味が好きじゃなくて、それ用にも万年筆を使ってます。 が、インク試し用というよりも、あのインクドボトボのフローもへったくれも関係ないわいといった書き味が得も言われぬ快感と感じる変態といたしましては、単にペン先つけるだけじゃなくて、コンバーター内にインクや水入れといたりするわけですよ。 もぅ・・・ヌルヌルヌラヌラトロトロたまんないっすからね♪ まぁそれは好みの問題なんで別におすすめしたりはしませんが、そのつけペンのときに使う(使いたい)インクウェル、インク壺、映画やアンティークなんかでたまに見かけるやつですが、今はあんまり流行らないのかそもそも商品自体少ないし、あってもおぃおぃマジですかぃ@@;ってなとてつもない驚愕のお値段だったりします。 で、いろいろ探してたらこんなの見つけました。見つけましたっていうか、気づきました。食品ストックするときなんかに使うパッキンとバネロックが付いたボトル(名前知らん)の小さいやつ、50ml。 ぅほほー♪これいいじゃん!ってことで早速試してみたわけですが、いいっちゃいいんですけど、サイズがサイズなんでフタ開けとくと不安定ですぐ倒れそうなんですよねぃ。 そんなわけで、鉄プレートに磁石で固定する作戦にしました。多少乱暴に開けしめしても、ちょっとズボラこいて開けっ放しにしても、まず倒れないです。使用中はロックかけずにパタンパタンて開けしめしてますが、実に快適です。 まぁ小さめで口の広いボトルがあればそれでもいいんですが、いちいちフタ開けたり閉めたりするのがめんどくさいですからねぃ。開けっ放しだと(ネコのいる家では特に)ゴミ入ったりしますし・・・。 ちなみに、磁石なんでスチール部分のあるペンならペン置きにも使えますwww (画像はパーカー・ソネット)

CON-70 in シルバーン

泣く子も黙るシルバーン、なんつったってシル、バーン! アピアランスから書き心地まですべてが最強のパイロット/シルバーンですが、たった一つ弱点がありまして、なんだか知らないけど装着できるコンバーターがCON-40のみ(現行では)なんですよ。 なんすかCON-40って?カートリッジの半分しかインク入らないやつですよ。シルバニストの99%は怒ってますよ、つか、そもそもなんとかしろよCON-40!!!!! 一方、大容量 & ノック式で吸入簡単、みんな大好きCON-70N(新しくなってNがついた)ですが、どうもこれの頭を削るとシルバーンに入るらしいんですね・・・。 付くだけは付くんで装着して現物合わせしてみると、確かにちょっとだけ惜しいんですよね。 で、シコシコ削りましたってば。 全長を詰める必要はなく、角を少し落とす程度でピッタリ入りました。 こんなことなら最初から入るようにしとけよってなもんです。マジでどうにかならんのかいな。 ■ パイロット シルバーン・格子 (M) ってなわけでカートリッジよりもインク容量が増えた(たぶん)シルバーン、補充なしでしこたま書けます。 もう、嫌になるくらい書き続けられます。 まさに、最強!v

万年筆のオーバーホール

 少し前、先月のことですが、パイロットにオーバーホールに出していた万年筆が戻ってきました。上からカスタム・スターリングシルバー、カスタム・ストライプ、エリートs・格子の3本で、真ん中の箱に入っているエリート95sは調整の目安のサンプルです。 今回お願いした作業内容は 1.分解・洗浄 2.状態を確認の上、必要ならペン先の貼り直し(パイロット側からの提案) 3.カスタム・ストライプのフロー調整(インクの出を多く) の3点になります。 3本とも1970年代のかなり古い万年筆で、ペン先は首軸一体のタイプとなります。たまに「インレイニブ」と表記される場合もあるみたいですが、このタイプは前から差し込んで接着してあり、シェーファーなどのインレイ=象嵌というのとはちょっと違うようですね。 50年近く前の代物なのでさすがに接着も劣化してきており場合によっては書き味に影響が出ることもあるということで、今回は貼り直してもらいました。(少し前までは新しいペン先と交換もできたそうですが、部品枯渇で現在は貼り直しのみ対応可能とのことです。) それに加えて、真ん中の カスタム・ストライプについては、可能であればフローを上げる こと。 現状それほど不満はなかったのですが、割としっかり書かないといけない感じで、それはそれで用途によってはいいんですが、もう少しだけ、気持~ちインクが出ればもっといいかもなーとは常々思っていたので相談してみたところ「ペン先の状態を確認してみないとなんとも言えませんが、可能であればやってみます」というお返事をいただき、ほんじゃお願いしますということで。 同じタイプで同じ字幅(M)のエリート95sはけっこうインクドバドバ系で個人的には大絶賛の超お気に入りなんですが、これをサンプルとして「ここまではいらない、現状とエリートの中間ぐらいの感じで」と超絶アバウトなお願いをしてみました。 で、その結果がこれです。 いやいやいやいや奥さん、ビックリですよ@@! まさに思い描いていた通りの書き心地 (((๑≧▽≦)ノ彡☆  なんのストレスもなくスイスイヌラヌラ書けるし、かといってフローが良すぎてゆっくりしっかり書けないということもなく、ぜぜぜ絶の妙です!!! 久し振りに「いろはにほへと」書いちゃいましたよw このご時世でペンクリニックの開催などもほとんどなく、...

チャコの開眼物語

パーカーと言えば先ごろ世界で最も売れた万年筆とか宇宙から来たペンとか言われたらしいパーカー51が復刻され、あたしも1本注文して届くのを楽しみにしているところですが、もう1本くっそ有名でファンも多いパーカー#75ってのがあります。 実はあたしもはるか昔の入学祝いにパーカー#75を親にプレゼントされまして、雑誌の付録なんかとはまた違った本格的な?万年筆としてはこれが初めてだったんですが、学生時代から青春時代を共に駆け抜けて共に息切れしちゃった思い出の万年筆なわけですよ。 ちょっと前に首軸先端のリングのところからインクが漏れてきちゃいまして、それについてはまた別に書きたいと思いますが、今回は「 PARKER パーカー 万年筆 #75 デラックス うるし 茶 M 」です。 パーカー#75も既に生産は終了しているので今手に入れようと思ったら中古で探すしかないんですが、特に探したわけではないけど偶然見かけて、しかもなんか聞いたことあるような名前が・・・ そう、パイロットのデラックス漆ですよね、デラックスな漆っつったらw というのりで、あまり状態も良くないせいか格安だったのでついつい買ってしまったわけですよ。 新品の万年筆はある程度慣らしが必要だったりすることもありますが、これはもうひと皮もふた皮も剥けた感じで、既に思いっきり開眼しちゃってました。もうビックリポンな書き味ですよ。 それまで持っていたシズレなな子は字幅が「F」で、それはそれで気に入ってたんですが、この「M」というのは同じ#75でも全く別のペンですね。ヌラヌラスラスラ後から後から出てくるインクフローと相まってなんとも言えない絶品!な書き心地です。渋いと言われるパーカー純正のブルーブラックとまさにベストマッチでした。 パーカー#75の真骨頂はもしかしたら「M」なんじゃないか? ノートや手帳にはちょっと厳しい字幅かもしれませんが、これぞ万年筆!って感じです。 状態が良くないと言ってもそれは小キズが多いとか外観的なことだけで中身はいたって良好、いいペンに出会うことかできました。 茶色いんで、名前はチャコにしときました :p

カエデとの日々

  この子の名前はカエデです。 ぃやカエデなんですって、名前が。 ■ パイロット カスタム カエデ ボディ:イタヤカエデに樹脂含浸  ペン先:14金 10号 (M) 筆記具の中でもとりわけ万年筆が好きですが、いちばん付き合いが深いのはこのカエデです。 文具屋さんの店頭で見かけて、ぉー♪ってなって、試し書きさせていただいて、木目の美しさ、手に取ったときの優しい感じ、柔らかで滑らかな書き心地、その他全てに一目惚れしてしまい、そのまま連れて帰りました。 んが、 お店では照明の具合がアレだったのか、テンションがおかしかったのか、とっても見目麗しいステキな姿形だと思ったんですが、うちに帰って開けてみるとなんか印象変わってて、白っぽくて、ん? なんつーか ・・・・・ 木?  ぃや、むしろ棒?? あれれ~?と思いつつもその書き味に変わりはなく、まぁ木軸は経年変化が楽しめるっていうしなと泣きながら自らを納得させて使い始めたわけですよ。 あたしはなんとかノート術とか手帳がどーしたとかいうのはあんまり興味がなくて、仕事もプライベートもメモもレシピも日記もアイディアも打合せも本の感想なんかも、何もかもいっしょくたに1冊のノートに時系列で書いてインデックスを付けるだけってやつなんですが、とにかく大量に書きまくります。もう、めっちゃ書きます。100枚ノートが飛ぶように売れていきます。五本指全部にペンダコできる勢いです。(できないけど) そんな中で、もちろん他のペンも使いますけど、まぁ8割方これですかねー。カスタム742なんかと同じ大きさの10号ニブですが、なんでも筆圧が高くなった現代人に対応した1993年頃の新しいスタンダードってののになる前の、ちょっと柔らかめのペン先なんだそうです。 がさつなあたしには、そうなの?まぁ言われてみればそうかもなーってくらいにしか感じられないんですが、とにかく書きやすいこと書きやすいこと、もう目ぇつぶっても書けるんじゃないかってくらいです。 時を経て、いつの間にかすっかり馴染んで手の延長みたいになって、もう6本目の指ですよ。手指の汗や鼻の脂が染み込んでツヤっツヤになったカエデ、嬉しいときも楽しいときも、元気なときも頑張ってるときも、常に側にいてあたしを励まし続けたくれたカエデ、もう一生これ使います♪

クロス・ブルーブラック

  万年筆は 戦場 洗浄を避けて通れませんが、これをめんどくさいと感じるか、楽しいと思えるかでだいぶめんどくささが違ってきます。(何言ってんだ) ■ファーバーカステル・アンビション/クロス・ブルーブラック ゆらゆらインクをボーッと眺めていると ・・・・・ なんだか美味しそうに思えてきますよねー(違

第二の航海

  ある日、とあるサイトをつらつら眺めておりましたら、あたしが生まれた年にパイロットの平塚工場で作られたという謎の(単に見たことないの意)万年筆を発見しました。 ! なにこの渋い着物着た岩下さんみたいな佇まい ! なにこの脱いだらすごいのよなめたらあかんでみたいな淡い金色のでっかいペン先 ! なにこの見たことないPのロゴ かかかかっこよすぎて悶絶 もう、ろくに調べもせず速攻でポチり。 注文したのが夜だったんで、翌日受付の当日出荷、注文の翌々日にはわが家にやってきました。 「こんにちは、シマ子と呼んでね」 「はいはい、ヨロシクね」 ってなもんです。 ■ パイロット カスタム ストライプ ボディ:ステンレスに蝕刻・墨入れのストライプ ペン先:18金 ホワイトゴールド (M) 135/154 * 12 mm 23g エリートなんかのインロー嵌合方式(バネカツラ方式)とも似た感触の嵌合部。音もなくスーッと入って、最後に軽くパチっと閉まります。 調べたら「板バネスライド嵌合式とクリックストップ式のハイブリッド」なんですと。前のエラボーなんかもこんなんだとか。 もう超絶気持ちいいです♪わけもなく脱着脱着繰り返します :p 1918年に株式会社並木製作所としてスタートしたパイロット、書くことに限りない情熱を注ぎ続け、1972(S47)年に日本人と日本の字に合った万年筆を作ろう、そうだそうしようシリーズ名はカスタムにしよう、ってことで現行のカスタムシリーズへと続く最初のモデル、その中の1本です。(らしいです。 購入サイト より半パクリ) 現行カートリッジもしくはコンバーター CON-40 が入ります。 コンバーターでちょっとだけインク入れて、とりあえず試し書き・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ぅにゃにゃにゃにゃにゃ なかなか良いではないか、シマ子。 前オーナーの書癖なども特段違和感は感じられず、普通にスラスラ気持ちよく書けます。 インクドバドバ系ではありませんが、速く書いても途切れることなく、紙やフローによっては滲んだり裏に抜けたりすることもあるパイロットの黒でちょうどいい感じです。 いったんインク出切るまでグリグリ書いて、その後じっくり洗いました。 インクが奥で溜まっていることもなく、ペン先周りにこびりついていることもなく、割としっかりメンテナンスしてもらってたよ...

This is a pen

ぃや、文房具大好きなんですよ。 ・・っていうか、筆記具ですね。シャーペン、ボールペン、万年筆。 とは言え文房具系のブロガーさんや動画あげてる人たちみたいにいろんな知識もないし情報とかうんちくとか一切ないです。 たまたま発掘した古い万年筆、これ復活できるのかなーって調べてていろいろ記事や動画を見てる中で、あれ?これ、あたしの持ってるやつじゃん・・・ふ~ん人気あんのかーって感心する、そんな程度のやつです。 元々筆記具なんて書けりゃいいじゃん系なんですが、どうせ書くなら楽なやつがいいよねーってことで増えたり淘汰されたりして今手元にあるやつについてなにか言えればなーと思います。 集めたり飾ったりするのもなしです。筆記具なんて使ってなんぼな女です。 字が上手くなるとかきれいになるとか、そんな事も考えてません、今更w 楽に書けりゃいいや、ただそれだけです。 ってことで、トップバッターはこれです。 ■ パーカー #75 シズレ・スターリングシルバー 全長 129mm (収納時) ニブ 14金 F (細字) 上で書いたとおり、おそらく20年近くぶりに古い万年筆を発見したんですよ。 あ、パーカーのやつだ♪ってそのぐらいはわかるんですが、そう言えば書きやすかったなー、まだ使えるかなー程度のノリで調べ始めたのが発端です。 もう見るも無残に真っ黒に変色しちゃって、ってことはこれ銀だよなー・・ひょっとして高いやつなんじゃね?って、パーカー好きな人やコレクターの方なんかにぶっ飛ばされそうなアレなんですが、とにかく使えるもんならなんとかしてみようじゃないのってことで・・・・・ カートリッジは抜いてあったんですが残ったインクがこびりついちゃってガビガビガビーンな状態だったんですが、とにかく水に浸けろってことで一晩放置。 その間に銀磨きクロスでゴシゴシしつつ、これって今でも合うカートリッジあんのかしらって調べたら、全然無問題で現行の物が使えるらしいです。さささ、さすが! で、翌日新しいインク入れて書いてみると、水が抜けるまで少しかかったんですが、あとは何事もなかったようにスラスラいけちゃうではあーりませんかかかっ!!! ぃや、感動して涙出ちゃいましたよ、まじで。 蘇れ、あたしの青春 ヽ(*´∀`*)ノ ってなもんです :p