人生初の料理は目玉焼きだったって人も結構多いんじゃないかと思いますが、かくいう私も最初は家庭科の時間に作った目玉焼き&粉吹き芋でした。今はどういうカリキュラムなのかわかりませんが、特段料理に興味もなく、家でも別にやろうともせず、食器出したり洗い物手伝ったりがせいぜいの子供時代を過ごしつつ、学校の授業で初めて包丁や火を使ってみたぜって感じでした。
小学生が初めて作るもんですから、まぁ出来不出来はあるにしてもとりあえず簡単であろう目玉焼きなんですが、長い人生、気づかぬうちに何百何千という目玉焼きを作ることになったりするわけで、そうなってくるとたかが目玉焼きされど目玉焼きなわけですよ。
そんなこんなで目玉焼きを焼き続けてウン十年、毎度毎度同じ目玉焼きもあれだし、黄身トロがいいだの両面焼くだの、2個入りがいいとかカリカリもいいなとか、自分や家族なりの好みなんかも出てきたりして、ある時ふと来し方行く末、自分の目玉焼き人生はこんなもんでいいのだろうかと考えてしまう日がやってきます。(人による)
■アーリオ・オーリオ・エ・メダマヤキ
- 冷たいフライパン傾けて、角にたっぷり目のオリーブオイルを溜めて、つぶしたニンニクゴロン
- 火を点けて、ふつふついってきたら弱火でじっくりニンニク焦がさないように香りを出す
- こんがりホクホクぽくなった気がしたらニンニクを取り出して
- 弱火のまま予め器に割っておいたタマゴを静かにオイルにドボン、というかにゅるん
- つついたりいじったりせずにじっと見つめます。白身が固まってきたなーと思ったら静かーーーにフライパン動かしながらオイルを回して黄身の具合を好みに仕上げます(見た目で判断)
- 木べらとかターナーかなんかでそっと取り出して、ニンニクと一緒に器に盛り付けます(写真はニンニク忘れた状態w)
アーリオはニンニク、オーリオはオイル、パスタのアーリオ・オーリオと同じです。唐辛子を入れればアーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノですね。スライスやみじん切りは切るのも出すのも面倒だし、それよりなによりこれはニンニクを食べる用です。
目玉焼きというよりフライドエッグに近い感じですが、めっちゃ美味いんですよこれが!
塩・コショウでもいいんですが、付け合せがキャベツとウィンナだったりするとソースか、ごはん食べるならだんぜんしょう油がいいと思います。
ニンニクは皮のまま包丁の切っ先やフォークでブスブス刺して、食べる時に剥くのもありです。1個では足りないかも知れません♪
コメント
コメントを投稿