最近新しく買ったり頂いたりして、包丁が3本増えました。
どれも切れ味も使い勝手も良く、これからはこの3本をメインに回していこうと思っております。
上から牛刀(200mm)、柳葉(210mm)、ペティナイフ(120mm)ですが、今回はちょっと特徴的な、そして初めてのペティナイフについてです。
ペティナイフ自体はポピュラーな包丁で、一番出番が多いって方もけっこういらっしゃるやにお聞きしますが、これは片刃で仕上げられています。上の柳刃包丁と見比べても形が似ていて、実にかっこいいです。
有名メーカーのちゃんとしてるぽぃ和包丁のペティナイフもけっこうあるみたいなんですがなかなかなお値段のものが多く、かと言ってなんちゃって激安タイプは見るからになんだかなーな感じで、どうしたもんかと思っておりましたが、そんな中でこちらは見た目も良く(見た目かよ)、セールで2,000円ぐらいで出ていたので試しに買ってみました。
届いて手にとってみたところ質感も良く、サイズ感も持った感じも違和感ありませんでした。
刃はおそらくモリブデン・バナジウムのステンレス(表記は5Cr15Mov)、持ち手はG-10というガラス繊維の素材だそうで、水にも強そうです。
肝心の切れ味もデフォルトの状態で普通によく切れます。
ふむふむなかなか良いんじゃないの?ってことで詳しく見ていきますと・・・
中国のメーカーだと思うんですが、和包丁をどこまで理解しているかというと、正直微妙な感じです。片刃の和包丁の裏側は真ん中の裏スキと呼ばれる凹んだ部分と、裏押しという縁の部分で形成されていますが、なんとなーく裏スキぽぃ形にはなっているものの、縁の部分は砥石をベタに当ててみるときっちり際まで当たりません。刃はついてるようでこれでも切れるっちゃ切れるんですが、片刃といいつつ厳密には両刃な感じです。今後研いでいくのにめんどくさいことになりそうです。
大根(ペティの相手には太すぎ?w)や人参を真ん中からズドンと切ると刃が斜めに入ってォヒョー@@!ってなったり、でもネギやキュウリを端から切るのは快感だったり、小型の魚がおろしやすかったり、片刃の特徴はそのままでも味わえます。
ただ、単に少し研いだからということかも知れませんが、研ぐ前と比べて1.3倍ぐらいよく切れます。数字に根拠はありませんが、ほほ~ぅ♪って程度にはよく切れます。トマトもスパスパ、タマネギ切っても涙が出ません。
正直小さい包丁ってバカにしてたところがあって、牛刀があればそんなもんいらんわと思ってたんですが、今回初めて使ってみて、なくてもなんとかなるけどあるとすっっっげ便利!というのがペティナイフの感想でした。
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